2012年7月29日日曜日

On A Summer's Day -part.7

昨日ようやく自分の部屋用にテレビを買ってきてエアコンの効いた中でだらだらと暑い夏を過ごしております。 今日も休日ということで部屋でのんびりとしてますが”On A Summer's Day”な音楽はかかせません。 今回はトロピカルというよりもクールなピアノ〜フェンダー・ローズの音色が心地よいジャズです。




ドイツのジャズ・ロックグループ”To Be"によるフェンダー・ローズが心地よいブラジリアンな曲です。 以前ヨーロピアン・ジャズが流行った時にこの曲名が独Compostレーベルがコンパイルしたアルバムのタイトルで使われてましたね。

 To Be / Glücklich (1977)Brain.LP
 





そしてビル・エヴァンスがタンバ・トリオの名曲(ルイス・エサ作)をピアノとめずらしくエレピの演奏でしっとりとカバーした曲です。ちなみにこのアルバムには“before”と“after”の2バージョンがつづけて収録されてますが今回は“before”を。

 Bill Evans / The Dolphin (1970)MGM.LP
 




2012年7月23日月曜日

On A Summer's Day -part.6

北九州地方もようやく梅雨明けをしたようでこれからは30度を超す猛暑が続く毎日になりそうでウンザリ。 
そんな時には”On A Summer's Day”な音楽でも聴いて少しでも暑い夏を心地よく過ごしたいものです。 そんなわけで今日はトロピカルな音楽とは全く縁もなさそうな東欧のハンガリーのレコードを2枚。




ハンガリーの国営レーベル『Qualiton』からリリースの男性ボーカルデュオ”Kanoi Brothers"の恐らく唯一のアルバムからスタンダード曲、Day By Dayをボサノバ風にアレンジした曲です。

 Kanoi Brothers / Day By Day (1963)Qualiton.LP





そして同じく『Qualiton』からリリースのジャズコンボ”Eddy Kazassian Combo"をバックに女性ボーカルが歌うラテン調のツイストナンバーです。
Kanoi Brothersもそうですが当時のハンガリーでもツイストやチャチャチャなどのラテン音楽がずいぶんと大衆音楽として聴かれてたようです。同時期のフランス/イタリア/ドイツなんかでも同じようなレコードが沢山リリースされてますね。

 Lea Ivanova and Eddy Kazassian Combo / Basta Con La Luna (1963)Qualiton.LP

2012年7月20日金曜日

On A Summer's Day -part.5

ここ最近も天気がよいと思ったら突然の大雨だったりとまだまだ梅雨も明けない不安定な日が続いております。 
今日も”On A Summer's Day”ということでラテンジャズのレコードです。 心地よいパーカッションやクールな音色のヴィヴラフォンなどはいつ聴いてもよいのですが、今の季節に聴くと格段に心地よいものです。





まずはラテンジャズというと真っ先に思い浮かぶアーティスト、カル・ジェイダーです。 50年代から活躍し、60年代、70年代と素晴らしいアルバムを多数リリースしてますがこのクールなジャケットのイラストもカッコいいレコードからオーソドックスなラテンジャズをお聴きください。

 Cal Tjader Quintet / A Minor Goof (1956)Fantasy.LP
 







そしてもう一枚は50年代のウエストコースト・ジャズのシーンから活躍するドラマー、シェリー・マンを中心に録音されたアフロ・キューバン・ジャズのアルバムです。実はこのレコードと同内容のアルバムが数種類リリースされておりどれが最初かはわかりませんがカッコいい曲が多数収録されてオススメです。

 The Jazz Afro-Cuban Beat / Caravan (1960's?)Interlude.LP
 

2012年7月18日水曜日

On A Summer's Day -part.4

ここのところコンスタントにブログが更新できてますが今回も『On A Summer's Day』なレコードです。 やはりテーマがあるからやりやすいのかな?いや、一曲ずつのアップだからやり易いだけか。





フランスのコンポーサー”Dany Delmin”のサンバ風アレンジによる曲です。ダンディーな歌声はまさか本人じゃないですよね?ちょっと哀愁のある雰囲気でよいですね。

 Dany Delmin / Petit Matin (1960's)Disqes Belier.7"
 





こちらはオマケで同じく”Dany Delmin”が曲を提供してるレコードですが、両面共に彼のブラジル音楽な感じのスタイル『Le Patropi』の曲です。歌がいまいちなのが残念ですがアレンジはよいですね。

 Sarah / Lovin You (1960'S)Marignan.7"
 

2012年7月16日月曜日

On A Summer's Day -part.3

昨日から日頃の運動不足を解消すべくテニスをはじめまして、テニス→温泉→焼き肉となかなか充実した一日となりました。 以外に筋肉痛もなく体重を量ると1キロ減と成果も出てるので続けていきたいと思います。

 今回もひきつづき『On A Summer's Day』なレコードです。



ブラジルのピアノ・ジャズ・トリオ「ジョンゴ・トリオ」のファーストアルバムからコーラスも素晴らしいジャズ・ボッサな曲です。

Jongo Trio / o meniho das laranjas (1965)Farroupilha.LP
 



アメリカのATCOからリリースされたブラジル人アーティストのアルバムから男女のスキャットの掛け合いも楽しいこれまたジャズ・ボッサなです。

 Paulo Alencar And His Brazilian All-Stars / Zirigidoom (1962)Atco/LP

2012年7月14日土曜日

On A Summer's Day -part.2

こちら北九州地方、連日の大雨で気分も滅入っちゃいますが部屋でのんびりとレコードを聴くには丁度いいかもしれませんね。

前回に引き続き『On A Summer's Day』ということでトロピカルなレコードを2枚ずつ紹介したいと思います。





やはりブラジル音楽は外せないいてことでウィルソン・シモーナルのファーストアルバムよりクールなボサノヴァ。 このアルバムは他にもいい曲が多数あるのですが。それはまたの機会に。

 Wilson Simonal / Tudo De Voce (1963)Odeon.LP
 








もう一枚はアルゼンチンの歌手です。アルバム全体はポップスよりでアメリカのA&Mを思わせるような雰囲気の曲が多いのですが一曲だけベースラインのイントロからかっこいいブラジリアン風のこの曲をお聴きください。

 Patricia Dean / Piensa En Los Demas (1970)Odeon Pops.LP
 

2012年7月12日木曜日

On A Summer's Day

毎日暑い日がつづきこれから夏も本番という季節になってきましたが、クーラーの効いた部屋で冷たい飲み物と共に音楽も夏気分のトロピカルなものを聴くと室温もぐっと下がり快適に過ごせるような気がします。

 ブログもここ最近更新がおろそかになってましたが“On A Summer's Day”と銘打ちトロピカルなレコードをアップしていきたいと思います。

 とくにレコード紹介の流れも関係なしにランダムに2枚ずつアップしていきたいと思います。




まずはスウェーデンのピアニストのRune Ofwermanによるエキゾな雰囲気のレコードです。

Rune Ofwerman / Strange Bird (1960's)Gazell,7"
   








もう一枚はジャケットも怪しいブルーノ・ニコライに よるイタリアのサントラからハモンドオルガンの音色が涼しげな曲です。

Buruno Nicolai / Eugenie (1970's)Monoaurale.LP OST"Marquis De Sade's"