2011年3月20日日曜日

Dahil Sa Iyo

南国の異国情緒溢れるDahil Sa Iyo (ダヒル・サヨ)は古いフィリピンの歌謡曲でフィリピンのタガログ語で”貴方ゆえに”という意味だそうです。

そもそも初めての出会いはジャマイカン・オーセンティック・スカのスカタライツのアルバム「スカ・タ・ショッツ」でした。美空ひばりの「りんご追分」のカバー「リンゴ」も収録されたこのアルバムは20数年前、まだ高校生だった僕にはジャマイカという国がカリブ海に浮かぶ島というよりも、東洋の雰囲気も感じるとてもエキゾチックの音楽に聴こえました。



それから随分と時も経ち、ここ最近、亜細亜モノのレコードを買い漁るようになってハワイの二世ミュージシャンが現地で録音をした49TH STATEレーベル
のレコードになんと!「りんご追分」や更には「ダヒル・サヨ」が収録されていたのでした!

そもそも遠く離れたジャマイカで何故「りんご追分」や「ダヒル・サヨ」がカバーをされたのか?

実はエキゾチック音楽のアーサー・ライマン(Arthur Lyman)のアルバム「Taboo: The Exotic Sounds of Arthur Lyman」
に前途の曲が収録されています。

当時ジャマイカでもマーティン・デニーやアーサー・ライマン等のエキゾチック音楽が聴かれたのでしょうか?(日本でもエキゾ音楽のレコードはでてますが・・)

ハワイアン二世→アーサー・ライマン→スカタライツ?


同時期に日本でもハワイアン・ミュージシャンを中心にカバーをされてます。男性4人のコーラスグループの Dark Ducks(ダークダックス)


そして素晴らしいのが”マイトガイ”小林旭によるカバー。これは日活「遥かなる国の歌」主題歌だそうです。


南国に想いを馳せ「ダヒル・サヨ」



2 件のコメント:

  1. The Miceteeth 「蒼碧緋」もどうぞ
    http://www.youtube.com/watch?v=wpHS7Oibwjg

    返信削除
  2. コメントありがとうございます。

    日本の若いミュージシャンがカバーされてるんですね。

    知らなかったです。有難うございます♪

    返信削除