2011年8月31日水曜日
Pharoah Sanders / Thembi (1971)Impulse! lp
Pharoah Sanders / Thembi (1971)Impulse! lp
Astral Traveling
Red, Black & Green
Thembi
Love
Morning Prayer
Bailophone Dance
数々の名盤を残すファロア・サンダース。この71年インパルスに残されたアルバムも素晴らしい内容です。
1965年にジョン・コルトレーンの楽団に加わり彼の死後、コルトレーンの意思を引き継ぐ後継者としてスピリチャルなジャズの世界を探求していく。往年のジャズファンにもコルトレーンの流れをくむフリージャズの名手として人気がありますが、クラブジャズを通過したリスナーに於いては彼の人気は絶大なもので特にジャイルズ・ピーターソンがコンパイルした『Jazz Juice』にも収録された『You've Got to Have Freedom』をフェバリットに挙げる人も多いと思います。所謂“踊れるジャズ”を抜きにして彼のスピリチャルな音楽は永遠のマスターピースともいえると思います。
このアルバムでもアフリカンなパーカッションや民族楽器をもちいてアフリカの壮大な世界が広がっており、脇を固めるアーティストもLonnie Liston Smith、Michael White、Cecil Mcbee等などと各個人でも数々の名演を残すメンバーが集まり素晴らしい演奏を聴かせてくれます。
夏の終わりの深夜にでもゆったりとした気分で聴きたい名盤です。
2011年8月30日火曜日
Various – Club Ska '67 lp
Various – Club Ska '67 lp
Guns Of Navarone - The Skatalites
Phoenix City - Rolando And The Soul Brothers
007 (Shanty Town) - Desmond Dekker
Broadway Jungle - The Maytals As The Flames
Contact - Roy Richards With Baba Brooks
Guns Fever - Baba Brooks
Rub Up Push Up - Justin Hines & The Dominoes
Dancing Mood - Delroy Wilson
Stop Making Love - Gaylads
Pied Piper - Rita Marley
Lawless Street - The Soul Brothers
Skaing West - Sir Lord Comic & His Cowboys
Copasetic - The Rulers
『Club Ska '67』このアルバムはタイトルあるように1967年イギリスのアイランド・レコーズよりリリースされました。67年というとスウィンギング・ロンドン真っただ中。当時イギリスではジャマイカン・ミュージックであるスカ・ロックステディをモッズ達が好んで聴いており、このアルバムは後にザ・クラッシュ『ロンドン・コーリング』をプロデュースすることとなるガイ・スティーヴンスによって選曲されています。ぼくよりも上の世代でレゲエを聴かれてる方はクラッシュがきっかけだったとよく聞きますが、パンクとレゲエは密接な関係がありライブの合間なんかにDJがセレクトしてかける音楽はルーツ・レゲエやスカ・ロックステディなどで、それは70年代後半のパンクムーブメント以前のロンドンのクラブカルチャーにおいて脈々と流れるジャマイカン・ミュージックとの関わりをあらわしており、古くを辿れば40年代のカリプソやメントといった音楽まで遡ってしまう・・・。
このアルバムを買ったのは18、9歳のころでスカ・ロックステディを夢中になって聴いてました。当時は音楽もファッションもロンドンな雰囲気が好きで60’sカルチャーに興味を持っていました。レコードについてはお金もあまり無いのでトロージャンから出てるコンピレーションを集めててヴィンテージの7インチなどは当然買えなかった。(当時はあまり見かけなかったような気もします・・・)そのころ60年代当時のジャマイカン・スカの映像をとらえた『THIS IS SKA!』のVHSのビデオテープを購入して初めて観たときは衝撃的だった。華僑であるバイロン・リー&ドラゴネアーズの演奏にプリンス・バスターやストレンジャー・コール、エリック“モンティ”モリスそして若き日のジミー・クリフなどレコードクレジットで名前しか見た事の無いアーティストが実際に動いているのを観るととても興奮した。
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| ローレル・エイトキン |

平日にもかかわらず多くの人で賑わいスカ・ロックステディやブルースやジャズがかかる中、ギャズが踊りまくっててDJは彼の弟がやってました。ギャズ・メイオールといえば父親はかの有名なブリテッシュ・ブルースの父とも呼ばれるジョン・メイオールであり、子供の頃からブルースを聴いて育った生粋のブルースの世界的なコレクターでもある。彼が選曲&ジャケットのイラストまで手がけた海賊版の大量のカセットテープにはスカ・ロックステディ・レゲエのほかアイリッシュ・トラッド音楽、ジプシー音楽、クンビア、ブルース、極めつけは日本の演歌(笑)といった音楽が収録され国内はもとより海外のDJにも多大なる影響を与えてきました。ぼくも二十歳前後にこういった音楽の聴き方やスタイルに影響を受け自分自身のルーツとして未だに根強く残っています。そんなわけで『Club Ska '67』は想い出の一枚であり、選曲された曲も有名どころながらもスカ〜ロックステディの良質なところが凝縮された素晴らしいアルバムになっており未だに聴き続けている愛聴盤となっています。
8/30 深夜のパイレーツ・チョイス
黒い瞳 /藤家虹二とフィルム・オーケストラ ピアニストを撃て /ジョルジョ・デラリュー
赤と青のブルース /マリー・ラフォレとアンドレ・オデール楽団
唇によだれ /セルジュ・ゲンズブール
クラレのチャ・チャ /ミシェル・ド・ヴィレ楽団
Man with The Golden Arm /Bobby Christin and His Orchestra
Walk Right In /Laurindo Almeida
Love /Pat Rolle
Tea For Two /Anita O'Day
Sing Baby Sing /Jacky and Roy
I Got Plenty o' Nuttin' /Peter Nero
My Little Red Book /The Gals&Pals
L'ame Soerur A L'hamecon /Michel Legrand
The Lady Is Tramp /細川綾子
Ooh! This Feeling /The Jazz Defendentors
Soul Far So Good /Wayne Foundation
Balanca Pema /Ronald Mesquita
At The Savoy /Maria Monne
Mission Impossible /Marlen Ver Planck
Bossa Nova /June Christy
Juventud /Tiza
Venezuela /Aldemaro Romero and His Onda Nueva
Live Every Minute /Bob Swanson and The Bee Jays
I Wish You Lovw /Chris Montez
Don't Go Breaking My Heart /Small Circle Of Friends
Altogether Alone /Hirth Martinez
In A Mist /Ry Cooder
The Joys Of Love /The Little Sisters
The Choice Is Yours /Curt Boetcher
I Saw The Light /Todd Rundgren
Monguito's Theme /Monguito Santamaria
Aya /Harry forson
ダンス・パーティー /サン・セバスチャン・ストリングス:石坂浩二
Mmm,Nice! /Bob Thompson
La Joie D'aimer /Les Barclay
夜霧よ今夜もありがとう /沢田駿吾と彼のグループ
2011年8月29日月曜日
あたしはくもり / ウッサラー
あたしはくもり

ラ ド ミ
U-ta
kurara
ラド漏れし 完
な=====
チャカポコ♪チャカポコ♪とリズムボックスの音に合わせエレクトーン&鍵盤ハーモニカ+うたでアヴァンギャルトな演奏を聴かせる『ウッサラー』。自宅で録音された(宅録)音源をアップ。
女性版ダニエル・ジョンソン?トイ・ミュージックのようなチープな音楽をお聴きください。
■前田 博子(ウッサラー)
2006年 COLOR'S JOYを設立。
2007年4月 COLOR'S JOYオリジナルキャラクター『ウッサラー』発表/Alternative space HACO
同年12月 Fun!Fun!Funcutional展出展/現代美術ギャラリーto.ko.po.la
2008年2月 女の子展出展/現代美術ギャラリーto.ko.po.la
福岡を中心に、Tシャツ、衣装、ぬいぐるみ、ドローイング、音楽など幅広い分野でギャラリーや倉庫で展示会を行い、セレクトショップ、カフェなどで展示販売している。

ラ ド ミ
U-ta
kurara
ラド漏れし 完
な=====
チャカポコ♪チャカポコ♪とリズムボックスの音に合わせエレクトーン&鍵盤ハーモニカ+うたでアヴァンギャルトな演奏を聴かせる『ウッサラー』。自宅で録音された(宅録)音源をアップ。
女性版ダニエル・ジョンソン?トイ・ミュージックのようなチープな音楽をお聴きください。
■前田 博子(ウッサラー)
2006年 COLOR'S JOYを設立。
2007年4月 COLOR'S JOYオリジナルキャラクター『ウッサラー』発表/Alternative space HACO
同年12月 Fun!Fun!Funcutional展出展/現代美術ギャラリーto.ko.po.la
2008年2月 女の子展出展/現代美術ギャラリーto.ko.po.la
福岡を中心に、Tシャツ、衣装、ぬいぐるみ、ドローイング、音楽など幅広い分野でギャラリーや倉庫で展示会を行い、セレクトショップ、カフェなどで展示販売している。
2011年8月27日土曜日
ペギー・モフィット ( Peggy Moffitt )
ペギー・モフェット。60’Sカルチャーに興味がある人なら誰しも彼女の写真や映像を見た事があると思います。そんなぼくも高校生の頃にモッズ・カルチャーに興味を持った頃に観たミケランジェロ・アントニオーニ監督1966年の映画『欲望 原題:Blow Up』が最初の出会いだったと思う。時代はスウィンギング・ロンドン真っただ中、主役のカメラマンがポップな衣装を身にまとったモデル達をスタジオで撮影している有名なシーンに彼女は登場する訳だが、当然その頃のぼくには彼女に対する知識も無かったので彼女の名前を知るにはもう少し時間がかかった。そして大学生になった頃にアシッドジャズ・ブームの煽りで60年代のソウル・ジャズのレコードを買いあさるようになったころブルーノートからリリースされたLou Donaldson の「Alligator Bogaloo」や「Mr Shing-A-Ling」のジャケットで彼女を見る事となる。この二枚のレコードでようやく彼女の“顔”については認識できるようになったのだが、まだまだインターネットも無い情報の少ない時代に彼女が“誰”なのか知る由もなかった。それからしばらく経った90年代後半、写真家ウィリアム・クライン1966年の映画『ポリー・マグー お前は誰だ 原題:QUI ETES-VOUS, POLLY MAGGOO?』のリヴァイヴァル上映で再び彼女を見る事となる。当時はまだyoutubeなどで映像を観る事もできなかったので、こういった当時は頻繁にあっていたヌーヴェルバーグ映画なども含めたリヴァイヴァル上映はよく観に行きました。劇場に通いパンフレットやポスターを集めることだけでも十分に楽しかった。(映画の内容が退屈すぎて寝てしまったものもしばし・・・)
ようやくその頃になって彼女の情報も入ってき、ぼくはファッションデザイナーRudi Gernreich(ルディ・ガーンライヒ)の作品をまとめた本に出会うこととなる。この本はペギー・モフィットと彼女の夫である写真家ウィリアム・クラクストンが出版したものであるが、前衛的なルディ・ガーンライヒの服と彼のミューズとしてのペギー・モフィット、そしてウィリアム・クラクストンによる素晴らしい写真が一体となった必携アイテムです。(ウィリアム・クラクストンの素晴らしい作品についてはまた改めて触れたいと思います。)しかし世の中便利になった物ですね。この写真に収められている写真がそのまま映像としてyoutubeで観る事ができます。しかもこの映像自体も単なるドキュメンタリーではなく、ルディ・ガーンライヒのファッションの視覚的な映像作品として当時制作され、イージーリスニング〜ソフトロック〜ムーグ音楽といった素晴らしい音楽も映像にあわせ制作されております。これはかなり貴重な映像ですね。
余談ですが、彼女の斬新でインパクトあるヘアスタイルとメイクはVidal Sassoon(ヴィダル・サスーン)とのコラボレーションとして生まれたものですが現在でもかわらず彼女はその頃とかわらないスタイルを維持してます。ヴィダル・サスーンが60年代に生み出したシャープなファイヴ・ポイントなどのヘアスタイルはミニスカートの流行などで有名なマリー・クワントのファッションのアイコンとしても当時は大流行しました。イギリスで彼の自伝的なドキュメンター映画も公開されてるようなので国内で公開になったときには是非観てみたいですね。60年代に出た彼のヘアスタイル本も欲しいのですがなかなか高価な物ですので安く見付かったらゲットしたいと思います。と思ったら新刊で何点か出てるみたいですね(笑)2011年8月26日金曜日
Voices In Latin – Voices In Latin (1968) Morgan Records lp
Voices In Latin – Voices In Latin (1968) Morgan Records
Sunshine Superman
Hideaway
Bidin' My Time
Busy
I've Walked Alone
Sunny
Tea For Three
How Do You Know
The Look Of Love
Sara
このVoices In Latin のレコードは、個人的にはイージーリスニング〜スキャット物の最高峰だと思ってます。その中心人物であるイギリス人のバーバラ・ムーアはアレンジャー/ライター/ピアニスト/ボーカリストとなんでもこなす才人でしたがこのアルバムでも半分は彼女によるオリジナルの楽曲で構成されてます。全体的なラテンやブラジル音楽なアレンジも素晴らしく、パーカッショニスとして同じくイギリス人のデニス・ロペスの参加がこのアルバムをよりいっそう良い物にしているのではないかと思います。
以前は『Busy』『Sara』といった曲がとくに好きだったのですが、いまは緩い感じの『Hideaway』『I've Walked Alone』がしっくりくる感じです。みなさんはどうでしょう?
このアルバムはイギリスのMorgan Recordsからのリリースですがアメリカでは同内容でPulsar Recordsより『Voices In Latin – Somethin' Cool』としてリリースされてます。ジャケットはこちらの方がカッコいいのでぼくも早く手に入れなければ!
彼女は多くのライブラリー・ミュージックにも参加し素晴らしい作品を多く残してます。ただ入手困難なもの多いので、以前に国内のエム・レコードから良質な編集盤がでてますのでそちらをお勧めします。
2011年8月25日木曜日
Gary McFarland – The In Sound (1966)Verve lp
Gary McFarland – The In Sound (1966)Verve
The Moment Of Truth
Bloop Bleep
The Hills Of Verdugo
Over Easy
Here I Am
Fried Bananas
The Sting Of The Bee
Wine And Bread
I Concentrate On You
(I Can't Get No) Satisfaction
北九州地方、きょうからまた暑くなってきました。当分暑い日が続きそうですね。
そんな暑さを少しクールダウンしてくれるゲイリー・マクファーランドのヴィブラフォンと優しげな甘いスキャット。このレコードは彼の二枚目のアルバムになります。ギターでケニー・バレル、そしてテナーサックス・フルートで渡辺貞夫が参加してます。当時、アメリカのバークレー音楽学校へ留学していた渡辺貞夫は教師からの『ゲイリー・マクファーランドがツアーで廻る為のメンバーを募集してるのでオーディションを受けてみないか?』という話をきっかけにゲイリーのファーストアルバム『ソフトサンバ』のヒットによる10週間のツアーに参加する事となる。
ボサノヴァの知識も全くなかった渡辺貞夫でしたが、同時期にサンフランシスコでブラジルからアメリカへ売り出しに来ていたセルジオ・メンデス(ブラジル65)のライブに毎晩通い、彼らの演奏する本格的なサンバ・ボサノヴァにすっかり魅了されてしまったそうです。
このアルバムはジャズ好きにはお馴染みのルディ・ヴァン・ゲルダー(Rudy Van Gelder)のスタジオで終始和やかな雰囲気のなか二日間で録音されジャズミュージシャンがポップス・ラテン・ロックなどを楽しんで演奏している様子がうかがえるような名盤です。
また、ゲイリー・マクファーランドはあの独特な優しげな甘いスキャットの声の通りおっとりとした性格のようで渡辺貞夫曰く『いつも頭に風が吹いているような人』だったそうです。そんなゲイリー・マクファーランドも1971年、僅か39歳の若さで天国へ逝ってしまう・・・。
ほかにもゲイリー・マクファーランドのレコード持ってるのでまた別の機会にでも紹介したいと思います。
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